2014年4月23日水曜日

サラブレッドの故郷で一滑り - 日高国際スキー場 (北海道・道央)

昭和62年12月26日滑走

日高地方は、まさに競走馬の故郷です。
日本で七割近くの生産牧場が集中しています。

夏は冷涼で、冬は寒さが厳しいとはいえ雪も少ない。
北海道の軽井沢と称されるほどの土地柄です。

だから、一年を通して走り回ることができる。
子馬を生育するにはピッタリの環境だということです。

ここでは、サラブレッドの親子を放牧地でよく見かけます。
子馬が寄り添う姿を見ていると、実に微笑ましいのです。

もし、夏休みなどで訪れたら、牧場の見学をお勧めします。
自分も見ていて、時間がたつのも忘れるぐらいでした。

さて、牧場の集中する沿岸部は雪がかなり少ない。
スキー場らしいスキー場もほとんど見かけません。

ただ、日高山脈の麓、内陸地域はちょっと事情が違います。
雪雲は、この二千メーター近い稜線にぶち当たります。

こうして、降らされた雪は1メーターの積雪に達します。
厳冬期にもなれば、氷点下20度の一面銀世界。

さらさらのパウダースノーでは、雪合戦の雪玉も作れないでしょう。
こんな環境ですから、このスキー場は意外に実力があります。

グーグルドライブはこちらから

ゲレンデのレイアウトも、縦線形で3キロのダウンヒル。
ゴンドラとか高速型もなく、リフト四本だけと実にシンプルです。

知る人ぞ知る人だけが滑りに行くようなゲレンデでしょうか。
知名度もニセコのようなリゾートからみると実に地味です。

というのも、昔は交通の便がかなり悪かったのでした。
札幌や千歳から直通する国道ですが、冬場は通行止めです。

代わって沿岸部の迂回路だと、一時間以上遠回りになります。
今なら、道東自動車道も開通しましたので便利になりました。

さて、このスキー場は日高町の市街地から目と鼻の先です。
宿泊施設も意外に見つかりますので、ぜひ出かけてみてください。

と言うわけで、今もってゲレンデを思い出せる、懐かしいスキー場です。
それから、お帰りには道の駅”樹海ロード日高”で、ぜひお買い物を楽しんでいただきたいと思うのでした。


おまけ:
日高国際スキー場パンフ(裏)
日高町パンフ(表)
日高町パンフ(裏)


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