2014年9月19日金曜日

雪国ならではの町おこし一村一品運動みたいだった - 会津高原台鞍山スキー場 (福島県)

平成2年2月24日滑走

スキー場のマスコット、ゆるキャラ”だいちゃん”が今も健在でした。
四半世紀前に滑った回数券ですが、しっかり登場してくれていました。

駒止峠を挟んだ西側の南郷スキー場でも、ウサちゃんが元気です。
ぶれずに変わらずにスキー場の顔が頑張ってくれていてうれしい。

しかも、ネット上ではスキー場のゆるきゃら選手権も開催されました。
このだいちゃんは堂々五位入賞ですので、来年もがんばってもらいたい。


ほかにも、このゲレンデには南会津町の”んだべぇ”も出没していました。
おいしい空気と特産品が大好きな食いしんぼうの妖精(!)だそうです。

ところで、ゲレンデのある南会津町は平成の大合併がきっかけで生まれました
昔は、郡内の田島町、舘岩村、伊南村、南郷村が隣り合って来ました。

これらが合併する前は、独立した自治体ですから住民行政もはっきり違います。
この辺りは過疎地域でして、地域の活性化には何か仕事を作らねばならない。

あるのは豊かな自然でして活かすとしたら、観光開発以外に道は無いでしょう。
農林業はすでに地域の中心的な基盤で、仕事のできない冬場こそ重要なのです。

しかも、豪雪地帯ですから、雪を味方に町おこし・村おこしはスキーしかない。
当然、宿泊施設も必要になりますし、本当に一村一品みたく開発されて行きました。

田島町 → 台鞍山スキー場
舘岩村 → 会津高原たかつえスキー場
伊南村 → 会津高原高畑スキー場
南郷村 → 南郷スキー場

こういった背景は、合併して自治体が一つになると実に分かりにくいものです。
それでも、手元に昔の”会津高原ゲレンデマップ”あったので視覚的に助かりました。

ドライブマップの役割も兼ねていて、上に掲げたゲレンデが仲良く紹介されています。
というわけで、各自治体にとっては、スキー場こそ金のなる木だったのでしょう。

今や、リフト待ち一時間とか、往年のゲキ混みゲレンデの逸話は昔語りになりました。
このエリアのスキー場も来場者の数が減少して運営に苦心するところでしょうが、共存共栄で南会津町の経済活性化に貢献してもらいたいと、強く期待するのでありました。


おまけ:
南会津町んだべえ写真
グーグルドライブはこちらから
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全パージおらんいただけます



 注:コースマップ出典元→オールスキー場完全ガイド’95(立風書房) 


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