2015年6月26日金曜日

「雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌嘗めたか」って訪ねても、当時、冬場はしまっていたと思うよ - 雲洞庵(南魚沼市・新潟県)

雲洞庵拝観券

越後は雪深い里なので、冬場に物見遊山で訪ねる人などいないでしょう。
もし、雪見がてら出かける奇特な御仁がいたら、後はめぼしいのは温泉です。

越後湯沢や十日町など名の知られた温泉郷に加え、温泉宿が点在しています。
そして、冬場にそれを補ってくれるのが、スキーというスポーツレジャーなのでした。

こうして、一年を通じて重要な観光資源というのは、一応、揃ってはおります。
豪雪地帯だし、神社仏閣、名所旧跡を、わざわざ冬に訪ねる人はいないはず。

それでも、魚沼のエリアには由緒のある、訪ねておきたいお寺があるのです。
実際に、五月連休の旅行で拝観させていただきましたが、改めて納得しました。

前の投稿では、石打地区の関興寺を先ず紹介しましたが、次は雲洞庵です。
”雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌嘗めたか”って対句になるほどの古刹。



赤門から入る参道には、敷石の下に一石一字の法華経が埋められています。
なので、古来より参道を踏みしめて参詣すると、御利益があるとされて来ました。

他方、この庵で禅を学ばなければ、一人前の禅僧とは言えない意味もあるとか。
お互いに禅の修行を励ましあった合言葉が、起源になったとも伝えられています。

ここは、以前に真冬に訪ねたところ、開いている気配もなく、あきらめて帰りました。
たぶん、スキー場へ行った帰り道だったと思いますが、実に残念だったのです。

そこで、改めてホームページを見ましたが、今は冬場でも拝観ができるようです。
ただ、冬は日照時間が少し短くなっていますので、三時半で閉まってしまいます。

じゃあ、なぜ拝観できなかったのと思いましたが、それは入り口のせいです。
今回の訪問で判明しましたが、長い参道が閉められていて脇から入りました。

そこで、拝観料の受付があるのですが、駐車場から道順の説明もありません。
少し迷いながら歩き回って見つけましたが、地味な感じで多少戸惑いました。

敷石の下に一石一字の法華経
苔むした仏像に由緒を感じます

この庵なんですが、NHK大河ドラマ「天地人にも登場して有名になりました。
主人公、直江兼続の幼少期、与六が上杉景勝の小姓として雲洞庵に来ます。

この子役がかわいくて、”わしはこんなとこ来とうはなかった!”と悔やむのです。
この台詞自体が有名になって、ご当地はちょっとした観光ブームになりました。

なので、ひょっとして、この兼続人気で冬場も開けるようになったんじゃないのか。
そんな気もしてきましたが、自分的には拝観もできたことだし、良しとしましょう。

ところで、味噌なめたかの関興寺は、冬場は拝観をお断りしているようです。
理由も、雪のためとありますので、雪国、越後ならではとも思ってしまいます。

この雲洞庵ですが、宝物殿の古文書が一気に戦国時代へタイムトリップします。
武田信玄、武田勝頼、上杉景勝の書状が展示され、歴史好きにはたまらない。

というわけで、とあるブログでは、これらを写真付きで紹介していましたが、本当は撮影が厳禁なはずなのに、こっそり撮ったような感じでして、改めて見直してみると、これらの古文書だけを見に行ったとしても、いかに由緒のある庵なのかと、感銘せざるを得ないのではないかと思うのでした。


おまけ:
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