2014年1月30日木曜日

やっぱ、雪が恋しいってこと...

自分は道産子なわけです。
子供のころは、冬になると必ずスキー授業を受けました。

通った小中学校も、必修科目だったのです。
秋ともなれば、PTAの父兄さんが、グラウンドにスロープをこしらえました。

角材やベニヤ板なんかで高めの足場を組んでいきます。
この足場も、階段のように傾斜をもたせて行きます。

なだらかなスロープを作るので、最後はベニヤ板を噴いたと思います。
根雪になる前、グラウンドで見かける晩秋の恒例行事でした。

札幌は平野部に開かれた町で、滑り降りる小山もありません。
だから、どうしてもスロープが必要で制作したのでしょう。

冬の間、雪の重みでつぶれることも無く、授業が繰り返し行われました。
でも、自分は運動神経が鈍かったので、本当は受けたくなかったのですよ。

一方、近隣の本格的なスキー場へ出かける遠足だけは、楽しみでした。
ヘタウマなんかより、とにかく遠足ですもんね。

まあ、高校へ入学しても、このスキー遠足はあったのです。
しかも、この授業は大学まで必修となっておりました。

小樽の地獄坂を転げ落ちるような大学です。
運動場の斜面は、自然とスロープとなっております。

でも、本州から入学して来た内地の人は、かわいそうでした。
だって、スキーを履くのが初めてのやつらばっかりでしたから。

よちよち歩きをしながら、バランスを崩してしまいます。
果ては、転んで仰向けに寝転がっていました。

一方、道産子はスキーが好き嫌いを問わず、必須なのです。
ただ、大人になってしまうとスキーとは全く無縁な人も多くなりますね。

でも、内地に就職すると雪が恋しくなるのですよ。
雪を見に行くので、温泉宿の雪見酒としゃれ込みましょうか。

はたまた、もちろんスキーをすべりに出かけるわけです。
こうして、雪の無い場所に住んでしまうと、がぜん雪が恋しくなってしまうのでした。

というわけで、自分の人生では三百ヶ所以上もスキー場を滑ってしまいました。
この結果が、このブログを立ち上げた背景になっています。


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