2014年2月21日金曜日

恐怖の乗れずのリフト - ニセコ国際ひらふスキー場 (ニセコマウンテンリゾート・グランヒラフ) (北海道・道央)


初心者はスキー学校に入りませう。


ここで、恐怖のシングル高速リフトを体験しました。
秒速2.4メーターの飛び乗りリフトですよ。

普通、デタッチャブルの高速リフトはどこにでもあります。
二人から四人乗りまで、ビュンビュン運んでくれるものです。

デタッチャブルといいましたが、要するにチェアが切り離し式です。
単純なシングルリフトと違い、山麓・山頂の駅は施設も大掛かりになります。

循環するワイヤーロープは秒速4メーターです。
ただ、リフトに腰掛ける搬器は、秒速0.5メーターでのんびりです。

あわてず楽に腰掛けて、いざ出発となりますが出だしが早い。
切り離されていたのが、グルグル回るワイヤーに合体するのです。

ビューンと挙がりだした初速の快感がこれまたたまらない。
これから滑るんだぞーって、やる気を起こさせえくれます。

しかし、このひらふスキー場にある最上部リフトは固定式でした。
もちろん、シングルリフトですと秒速2メーターちょっとが通常です。

ただ、この速度でも、初心者には早くて怖さがつのると思います。
まず、ヨチヨチ歩行のスキーヤーが順番に搭乗するとしましょう。

グーグルドライブはこちらから

先行したスキーヤーが乗れば、腰掛けるポジションへ移動します。
単なる平行移動なんですが、スキーのバタ足がおぼつかない。

このため、座る前にバランスを失くしてこけたりし始める。
しまいには、安全のため監視委員が緊急停止をしてしまうのです。

一方、リフトに乗っていた人こそ恐怖ですよ。
前へ行く惰性が結構ついているのに、椅子が急に動かないショックを受ける。

まるで、ブランコのように前へ後ろへゆらーんゆらーん、揺れるのでした。
これを面白いと思う人は、ベテランの余裕があります。

滑りたくてうずうずしているなら、ちぇっと舌打ちするひともいます。
しまいには、このド下手野郎とか、蛮声をあげたかもしれない。

そんなかんだんで、シングルリフトは初心者には鬼門です。
かなりハードルの高い乗り物だといえましょう。

しかも、ひらふのは、これに輪をかけて速いシングルなのです。
乗るときには注意するように、しつこく掲示されていました。

それでも、見ていたのですが、十人に一人は失敗してしまう。
そのたびに、監視員が停止釦をおすのでした。

北海道で、標高千メーター以上のコースは、寒いのなんのって。
待っている人も、乗っている人も、事態が解決されるのを待つだけです。

ニセコは、うれしいたのしい粉雪、しかも温泉のスキーリゾートですよ。
初心者がわんさか押し寄せて、ゴンドラ・クワッドで上部へ繰り出してきます。

そうなれば、有頂天で最上部まであがりたくなってしまう。
ただし、そこは地獄の一丁目の高速固定循環式なのでした。

とまあー、規模の大きいスキー場だけに思い出も多いわけです。
ほかに思い付きましたら、別の機会に譲ることにいたしましょう。

※おことわり
たぶんひらふスキー場の第七リフトだと思うのですが、間違っていたらご指摘ください。
お願いします。

昭和61年ころ

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