2014年2月3日月曜日

北海道スキー場ガイド2005



昔は、ゲレンデガイドがたくさん出版されていました。
毎年、毎年、スキー場が増えていくような時代です。

特に、立風書房なんか有名でした。
インターネットなんかは序の口で、パソコン通信がせいぜいです。

ゲレンデやスキー場経路の地図なんか、パソコンで表示できない。
何せ、電話モデムが主流の時代で通信スピードが、鈍足です。

大量のデータをインターネットで紹介する時代は、先のことでした。
だから、大事な情報源として出版物はまだまだ健在でした。

それに、スマホ・カーナビもありませんから道路地図も大事です。
とにかく、スキー場情報は、出版物に頼っていた時代でした。

自分も”オールスキー場ガイド”とか、未だに持っています。
他には、スキー場の集まる地域を紹介したパンフもありました。

群馬県スキー場経営者協会の発行物なんか、所有しています。
それで、自分のお宝はまさにそのレアなゲレンデガイドです。

一般刊行物でして、非常に地域を限った冊子です。
上に挙げた表紙ですが、これは北海道の限定版でした。

思い出せば、道北の朝日町あさひスキー場で滑った時の話です。
リフト一本の小さなスキー場で、市街地からは目と鼻の先でした。

休憩室も小屋がけみたいでリフト券売り場が併設されています。
そこで、切符を買ったんですが、スキー客もまばらです。

自分は、四十前後の男性でして、一人ですべりに来たのが珍しいらしい。
売り場のおじさんから話しかけられて話し込んでしまいました。

その時、自分は趣味で全国のスキー場を滑っている。
道産子なんだが、道北はやっと来られて楽しいと。

そのおじさんは、奇特な御仁とでも思ったのでしょうか。
見かけたゲレンデガイドを、いいから持ってけと言ってくれました。

ホイホイ喜んでもらったら、なんと本当は有料でした。
裏表紙を良く見ると、一冊940円です。

行ったものの滑りませんでした、残念。

たぶん、スキー場には無料で配布されたものの余りでしょう。
ページによっては、切り取り線でリフト券の割引クーポンもついていました。

このスキー場ガイドですが、町営の一本リフトの施設が充実しています。
これを使って、地味目な小さいスキー場を攻めたのは、言うまでもありません。

そんな、うれしいめぐり合いのあったスキーシーズンなのでした。



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