2014年7月2日水曜日

なぜか国際を拝借する​のが流行った - 奥利根国際スキー場 (奥利根スノーパーク​) (群馬県)

昭和62年2月28日滑走

昔は、何だか国際ってネーミングのスキー場を、ここかしこにちらほら見かけました。
最近は少なくなってしまいましたが、ここのゲレンデもかつては拝借しておりました。

今は、スノーパークって表現に変わりましたけど、国際から洋物に変転でしょう。
しかし、あまり外人のスキーヤーがいるわけでもないし、なぜだったのだろう。

個人的にも、この違和感・不思議さは常々感じてきたところなのです。
それで、この印象は自分だけじゃないのというが、ネットで調べてみてわかりました。

まずグーグルで、”スキー場 国際”までタイプしてみます。
すると入力行の下に、類例が表示されますが、この二語に続けて”意味”が加わります。

早速、この類例をクリックしてみますと、ヤフーの知恵袋へ問合せたのがトップでした。
質問の内容ですが、”国際をつけている意味は何ですか”とあります。

要するに、スキー場に国際と名が付いている意味を知りたがっている人がいるのです。
内容を読んでみましたが、解説された意味は複数ありましたけど、絶対でもありません。

たとえば、西洋のスポーツ・スキーをする意味で国際を引っ張った。
周辺スキー場と集客で争うので、カッコいい命名で客寄せを図った。

国有林にあるゲレンデは国設・国際の命名が不文律、一般化していた。
外国のお客さんがこられても、満足できるサービス・規模を表現した。

どれも命名の背景にありえそうな、スキー場の例が想像できてしまいますね。
上越国際なら、海外のお客さんに対応するサービスでバッチリということでしょうか。

北海道の日高国際は、国有林内に設けられたゲレンデだというのが分かっています。
では、奥利根国際はどうかというと、お客さんを集めるのが目的だったと思うのです。

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実は、周辺には天神平や谷川岳ホワイトバレー等の競合するゲレンデがありました
スキー客をしっかり獲得するためには、ここはネーミングで対抗するしかないのだ。

ゲレンデのバリエーションも差別化できるほど長くないし、特長もあまりない。
それでも、雪道運転をあまり気にしないで来られるのが、メリットいえばそうです。

ならば、国際を冠名に乗っけると馬子にも衣装で、際立って来るんじゃないのか。
こうして、奥利根国際スキー場と名づけて誕生したのが背景なのでしょう。

と言うわけで、自分が滑った年は残念ながら暖冬で、第一リフトを登行目的でした。
80年代スキーブームの真っ最中でもあり、リフト待ちはかなり長かったなと、改めて思い出したスキー場なのでした。


おまけ:
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