2014年8月7日木曜日

今となってはバックカ​ントリースキーに最適​な山登りコース - 深川スキー場 (北海道)

平成2年1月1日滑走

標高802メーターの沖利河(おきりかわ)山の中腹に開けていました。
かなり長距離のクワッドリフト2本が、効率的に配置されています。

両方ともフードつきの高速四人乗りなので、吹雪でも大丈夫です。
第1は1,269m、第2は1,881mと距離もありスケールがでかい。

ゴンドラを掛けてもいいくらいの距離ですが、予算が限られたのでしょうか。
もっとも、安比のザイラークワッドも2キロ以上あり、特殊でもなさそうです。

このスキー場、西部の国土計画が開発したので初中級者のコンセプト。
上級者コースでも最大斜度27度、平均13度ですから、実にショボイ。

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ゲレンデ全体が穏やかな斜面ですから、ファミリー主体のレジャー施設です。
大概、国土のゲレンデ・コースは、アイデアとしてどこを切っても金太郎アメ。

みんな似通っていて、緩斜面で林間コースのレイアウトが追従されていました。
ですから、ここの深川スキー場もご他聞にもれず、そうだったということでしょう。

自分としては、営業終了間際のギリギリに駆け込んで滑ることができました。
お正月元旦に、北大雪~旭川サンバレーを経てはしごスキーの仕上げです。

冬の雪道を二百キロ近く運転すれば分かりますが、時間のかかるものです。
これにスキー場で滑りながら移動しますので、疲れる上に時間を費やします。

こうして、深川当たりまで来たときには、夕方四時近くになっていました。
その時、国道を運転しながら、山の斜面に白いゲレンデがパッと見えたのです。

と言うわけで、このゲレンデもスキーブームの終焉で営業が不振になりました。
懸命に譲渡先を探したものの、それもかなわず廃止になったのは実に残念です。

今となっては、緩斜面が災いして山スキーの格好のコースになっているそうですから、自然に還ったゲレンデは、今も健在と言うわけなのでした。


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