2014年11月7日金曜日

県道がスパッと分断す​る兄弟ゲレンデは面白​いが、差別化や生き残​りは難しかった - 大町スキー場(長野県​)

平成3年2月24日滑走

長らく大町市民に愛されてきましたが、平成二十年を以って営業を終えました。
開業以来八十周年を迎えたにせよ、シーズン一万人の客では歯が立ちません。

昭和の最盛期には、営業中に七万人のスキーヤーが訪問して賑わっていました。
これだけ落ち込みが激しくなりますと、最後には経費すら賄えなかったと思います。

寂しくホームページだけが残されていて、過去のシーズンで時が止まったようです。
十二人乗りのトロイカリフトが紹介されたのも、子供向けに力を注いだのでしょう。

初心者の練習、ソリ遊びに大人気とあっても、今は高齢化少子化の時代です。
スキーブームは既に過去の話で、大人たちも他のスポーツ・レジャーに移りました。

HPはこちらから

似たような例は、長野市の旧大岡村にあった聖山パノラマスキー場も同じです。
地方では人口の減少する自治体も多く、客を呼び戻すのが至難の業でしょう。

客を呼び込むには、首都圏へPRするしかないのですが、魅力があるのかどうか。
せっかく遠隔地まで来たんだから、規模の大きなスキー場へ流れてしまうでしょう。

白馬近辺にはゴンドラのあるスキー場がひしめいていて、競うにはちょいと苦しい。
こうなると、努力するのも限界が見えて自主的に退いてしまうのかもしれません

さて、このスキー場ですが、県道をはさんでゲレンデが二つに分かれていました。
メインのゲレンデはリフトが二本、サブのゲレンデは一本と、どちらも小規模です。

どちらも滑り降りてみましたが、リフトの運転距離が五百メーター未満でした。
サブのゲレンデは、リフトが三百メーターで、湯を注げばカップ麺ができてしまう。

グーグルドライブはこちらから

しかも、メインのリフト上部は既に丘陵の頂上で、これ以上広げられないのです。
こういった道路を挟んだゲレンデは、上越の六日町ミナミスキー場がそうでした。

片割れの一本ゲレンデは八箇高原と読んで、共通のリフト券が使えたのです。
ただ、道路が分断しているので、スキーを脱いでテクテク移動しなければならない。

これが面倒くさいのですが、一方、菅平高原は国道の下を潜る通路があります。
ここを渡れば隣へ簡単に移動でき、歩きはしてもスキーを脱ぐ必要はありません。

と言うわけで、韓国と北朝鮮みたいに分断に特徴づけられたゲレンデは面白い。
市民スキー場の性格から言っても、こういったスキー場にはぜひ残って欲しかった。

そうは思うのですが、標高があまり高くないせいか、暖冬気味の最近ではゲレンデの積雪と雪質も安定せず、さりとてスノーマシンにお金も掛けられなかったようで、
廃止は当然だったのかもしれないと、さびしくも思うのでした。
 
 
おまけ:
美麻村新行高原パンフ(大町スキー場)
グーグルドライブはこちらから
ぽかぽかランド美麻
グーグルドライブはこちらから 

いいねと思ったら、二つポチっとね!
にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村 スキースノボーブログ スキー場・スノボー場へ





0 件のコメント:

コメントを投稿