2015年4月17日金曜日

どうせ出かけるのなら、中尊寺の金色堂も黒滝温泉も出かけてみたい - 国見平スキー場 (岩手県)

平成4年1月4日滑走

岩手県は、北海道を除いて都府県で最も大きいので、意外に思ってしまいます。
ただ、江戸時代、南部を伊達藩が治めており、北部は南部藩の領地でした。

それで、この地域へ出かけますと、県北と県南が何となく違うような気がします。
特に、城下町水沢は、「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷も残っています。
明治期の頃は、一時期、水沢県の県庁所在地で、この地方の中心地でした。
もっとも、平安時代までさかのぼれば、奥州藤原氏が栄華を誇っていたのです。

平泉中尊寺がその名残ですが、県南は文化的に歴史が古いのかもしれません。
この背景には、穏やかな気候が背景にある気もして、宮城県に似通っています。

実は、このあたりは雪が少ない地域で、この国見平も意外に標高があるのです。
東北地方でも、太平洋側のため根雪になるのが遅く、雪は降っても融けやすい。

かつて住んでいた宮城県も同じで、仙台平野には雪もあまり積もりませんでした。
このため、規模のあるゲレンデが意外に少なく、めぼしいのは夏油高原でしょうか。

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そんなエリアの事情で、このスキー場は、地元の人には結構、知られています。
ただ、首都圏からこのスキー場だけを目指してくる人は、ほとんどいないでしょう。

このため、当時のガイドブックの扱いが小さく、目的のルートが良く分かりません。
当時は、道路地図のまっぷる(昭文社)を使いましたが、縮尺が粗いのです。

十万分の一位の地図帳では、国道はともかく、県道の情報には苦労しました。
このスキー場もそうでしたが、幹線道路から外れ、延々と山道を上っていくのです。

行き先案内板も頼りですが、道を間違うと冬季閉鎖で行き止まりだったりします。
道路通行も電話サービスがあればマシで、運転しないと分からない時代でした。

さて、運よくたどり着けたものの、何とゲレンデの頂上に駐車場があったのです。
カーブが多いし道幅は狭いし、怖い思いで運転したのですが、変に納得しました。

ゲレンデは、山頂を起点に滑り降り、三本のリフトに乗り継ぎしながら滑ります。
索道の距離も較的長く、滑走距離もそこそこあって楽しく滑ることができました。

ただ、スキーブームの最中だったとはいえ、お客さんもかなり少なくて驚きました。
地元紙の積雪情報欄にも掲載されていたのですが、PR不足だったのでしょうか。

というわけで、現在は、リフトが二本になり、駐車場の位置も変わったようです。
ゲレンデの麓に駐車場があるので、あの山道を登りつめる必要がなくなりました。

国宝金色堂で有名な中尊寺も近いですし、地元以外の人がなかなか足を踏み入れることが無いような「黒滝温泉」も、温泉マニアにはおすすめですので、是非ここは出かけてもらいたいと思うのでした。

おまけ:
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