2015年6月17日水曜日

勝手に名づけた片品ゲレンデ国道は、日帰り温泉エリアでもあった - 道の駅白沢・望郷の湯(群馬県)

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道の駅は、普通は主要道路に沿って作られるものですが、ここは違いました。
交差点に大きな看板が掲げられているのですが、そこを曲がって入るのです。

しかも、脇道に入るような奥まった感じで、二車線あるかないかの細さでした。
ただ、袋小路みたいな道の駅でも、日帰り温泉がメインで規模もそこそこです。

温泉を掘り当てたから、そこに作らざるを得ず、場所が外れたのでしょうか。
でも、本当は露天風呂の見晴らしを優先していたのが、行ったら分かりました。

なんと、露天風呂が断崖の上に設けられているせいで、見晴らしがすばらしい。
片品川の侵食で作られた谷底までは、切り立つように百メーターもあります。

その途中、段差を下がると、テラスのように田畑と人家が広がっていました。
地理学にある典型的な河岸段丘の地形だと、一見して分かって実に面白い。

片や、日本一長い信濃川の地形も、ゲレンデから眺められる特色があります。
マントパーク津南スキー場からですが、過去の記事で紹介させていただきました。

まあ、学校で学ぶよりは実際の風景を眺めるべきで、ここはひな形なのでした。
ところで、この国道120号は、金精峠を経て栃木県日光市につながります。

一方、片品の市街から国道401号線に折れると、尾瀬の観光ルートに入ります。
どちらも、周辺にスキー場が点在していて、勝手にゲレンデ街道と名づけました。

ただ、その途中にある椎坂峠は、山道特有の急カーブや急坂が連続します。
登坂車線もあって、冬場の雪道運転がスリル満点で、交通の難所でした。

それでも、特徴的なゲレンデが点在しており、このエリアは人気がありました。
スキー渋滞なんか当たり前ですが、交通のネックは、かなり大きかったようです。

だからと言うわけではないんですが、首都圏から日帰りスキーは少々きつい。
もし、日帰りの強行軍なら、帰り道は温泉でも寄ってのんびりしたくもなります。

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なので、この望郷の湯はピッタリでしたが、加えて椎坂トンネルも開通しました。
バイパスで所要時間が大幅に短縮され、もっと温泉でゆったり休めるのです。

しかも、この周辺はやたらめったに日帰り温泉の施設が、集中しておりました。
自分が未だ行ったことのない温泉も調べ直してみて、リストにすると驚きです。

① 道の駅「白沢」・望郷の湯(沼田市・白沢町)
② 南郷温泉しゃくなげの湯(沼田市・利根町日影南郷)
③ 日帰り温泉昭和の湯(昭和村)
④ 花咲の湯(片品村花咲)
⑤ 川場温泉センター いこいの湯(川場村)
⑥ 尾瀬ぷらり館 戸倉の湯(片品村戸倉)

設備的には①~④がまったりできる規模ですが、どうしてこんなに集まるのか。
もっとも、沼田市は平成の大合併で、白沢村と利根村を吸収しておりました。

となると、村おこし・町おこしで、観光客の誘致として自治体がこさえたみたい。
というわけで、合併しなかった自治体は、住民の憩いの場として温泉施設を設けたりして、乱立気味な状態は否めないのですが、そんなことは露知らずのスキー客・行楽客は、楽しんで体を休めるだけなので、ここは日帰り温泉さまさまといったところなのでした。


おまけ:
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