2016年3月10日木曜日

親に内緒で受験生が滑りに来るって言うけど、きっと受かるんだろうねえ - 三川・温泉スキー場(新潟県・下越)

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 ゲレンデでめいっぱい滑る。
  温泉スライダーでとことん滑る。
   いまのうちこれだけ滑っておけば、きっと春には。
  
そして締めのコピーが、親に内緒で受験生が滑りに来るらしい。とあります。
スキー場のパンフの表紙を飾るキャッチコピーですが、試験に滑るを掛けたらしい。

このゲレンデで思い存分に滑りまくると、入試に落ちっこないと言いたげなのです。
でも、受験とスキーのレジャーを引っ掛けた当たり、少し強引過ぎると思います。

表紙イラストも、転んで雪に顔を突っ込んだメガネ顔の男性が、おとぼけでした。
カラフルでヘタウマでも、何となく微笑ましさを感じて、これもありかもしれない。

そんなスキー場も温泉場に設けられた、温泉+スキーのありふれたパターンです。
しかも、名前が三川・温泉スキー場と、地名から切り離された温泉スキー場でした。

この中ポツマークが何を意味するのか分かりませんが、特徴的な命名には違いない。
まあ、古くから新潟の奥座敷の湯治場として親しまれてきた、静かな温泉地です。

効能は、神経痛、動脈硬化症、皮膚病に効いて、昭和三年の開湯とまだ新しい。
新潟県は温泉も多く、特に新潟市の奥座敷になる温泉は、他にも存在しています。

それらは、月岡・瀬波・岩室の各温泉ですが、比較すると三川は少しマイナーかも。
もっとも「奥座敷」は、元々は一般の立ち入りが限られた環境にある離れなのです。

気のおけない間柄の限られた客をもてなすには、三川のような山間地がふさわしい。
こうして温泉は賑わって来たのですが、冬場のレジャーにスキーは欠かせません。

平成6年2月12日滑走

一方、ゲレンデは自治体の阿賀町が運営するスキー場で、温泉に縁はなさそうです。
でも、三川・温泉スキー場って名づけたのは、まさに観光客の誘致なんでしょう。

こうして、温泉スキー場と堂々と名乗ったのですが、ちょっとありふれています。
新潟や山形の赤倉温泉もありますし、草津・万座は温泉が横綱級の全国区でした。

それに比較すると、政令指定都市、新潟の奥座敷と言いつつも、少し知名度が低い。
他方、大正四年に石油掘削の井戸から湧き出した月岡温泉の方が、知られています。

しかも、新潟から近郊の田園地帯にあって、交通が至便なせいで発展してきました。
この月岡温泉の公衆浴場も立ち寄りましたが、ついでにパンフを紹介しておきますね。

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ところで、このスキー場なんですが、年末年始のスキー旅行で訪れて失敗しました。
雪不足でオープンもできす、泣く泣く別のゲレンデを探す羽目になったのです。

そんな痛い思いからか、二月に入ってから、捲土重来、やっと滑ることができました。
つまりスキー場の山麓は、標高が121メーターと、ほとんど里山なのですよ。

しかっも、山頂トップで標高が四百メーターを超える程度で、暖冬になれば一目瞭然。
雪不足でゲレンデが開けないなんていうのは、結構ある話しなんじゃないのか。

そういえば、今年も暖冬で雪不足がひどくて、いいづなスキー場は今日が最終日です。
二月で閉めてしまうというのは、ちょっと寂しい話ですが、こちらは未だ70センチ。

まだ、三月に入っても滑られそうですから、運営者もホッとしてるんじゃないのか。
というわけで、このゲレンデをはじめ、下越地方の五つのスキー場が太っ腹なキャンペーン中でして、どれかのシーズン券を持っていると他のスキー場で1日券がが割引されたり、下越エリアスキー・スノボ感謝の日には、他のスキー場で無料で滑れたり、五つのスキー場の1日券を各1枚ずつ集めると何れかのスキー場の1日券と交換できたりなんて、エリア全体で協力しながらスキービジネスの発展に、いそしんでもらいたいと思うのでした。


おまけ:
下越共同企画の参加スキー場;
  
 ① 国設胎内スキー場、
 ② ぶどうスキー場、
 ③ わかぶな高原スキー場、
 ④ NINOHJI SNOW PARK NINOX、
 ⑤ 三川温泉スキー場

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