2017年3月26日日曜日

今シーズンのスキー納めは、首都圏エリアから気軽に出かけられるゲレンデにして、リゾート気分を満喫したぜ - 長野県中央エリアのゲレンデ(小海リエックスほか)

スキー場パンフの戦利品だぜ Part 1

二月に広島県へスキー行脚の旅に出かけてから、ゲレンデはご無沙汰しました。
三月末でシーズンもそろそろ終わりますし、どうしても出かけたくなってきます。

なので、渋る上さんを説得して、二泊三日のスキー旅行を決行いたしました。
突然、決めたことですし、レンタカーもスタッドレス装着車を借りねばならない。

未だ勤め人の境遇ですから、帰宅したら、せっせとネットで情報を集めました。
それで、分かってきたのは、首都圏からでかけるなら、近いゲレンデは山梨県。

特に、神奈川県ですと圏央道も開通しているので、アクセスが抜群によくなった。
例えば、富士天神山(ふじてん)は、二時間もあれば、ドアツードアで着いてしまう。

カムイ三坂も所要時間は似たようなものですが、これなら日帰りで十分でしょう。
もう少し、足を伸ばして一泊するとしたら、やっぱり小淵沢から清里・野辺山かな。

ここから、JR小海線沿いにゲレンデが四箇所点在しており、より取り見取りです。
後は宿探しですが、”小海リエックス・リゾート”を手頃な料金でゲットできました。

二人の宿泊で二万円以下ですから、コスパ最高だと思うのですし、二泊目も安い。
白樺高原の白樺湖にある”パイプの煙”も、二人で一万六千円と、庶民の味方。

ただ、リエックスからだと、佐久方面から回り込んで車を走らせねばなりません。
まあ、午前午後とゲレンデのはしごをしながら、走り回れば何とかなるでしょう。

こうして、出かけましたが、ゲレンデは最高のコンデションで、滑走を堪能しました。
このエリアは、降雪量が少ないので、スノーマシンでゲレンデを造成しています。

これに、天然雪が降ってくれて、圧雪車でゲレンデを整備をしてくれれば、最高。
硬いバーンに、適度なクッションを保った天然雪がカバーしてくれて滑りやすい。

三月の中旬、関東では雨が一日中降った日があり、これが甲信越は雪でした。
その雪のおかげもあって、ゲレンデの状態が、三月にしてはすこぶる上出来です。

気温もあまり上がらず、雪質もサラッとして、これが三月下旬なのかと思うくらい。
こうして、野辺山のザイラーバレーを午前中に、午後はリエックスまで移動しました。

メリットは、どちらもお菓子で知られたシャトレーゼの経営なので、リフト券が共通。
しかも、リエックスに宿泊するのなら、一人二千円で一日券の購入もできるのです。

冒頭の写真でも、パンフは両方のスキー場を紹介したデザインになっていました。
ザイラーバレーからリエックスへ移動しても、所要は30分ちょっとで、楽チンです。

しかも、リエックスから隣の八千穂高原までは、県道480号線で15分のアクセス。
多少、雪道は覚悟せねばなりませんが、道路も二車線でカーブもきつくありません。

スキー場パンフの戦利品だぜ Part 2
そんなかんだで、このエリアのスキー場は、滑り回ってみても面白いと思います。
ところで、二泊目に投宿した”パイプの煙”では、スキー場のパンフが豊富です。

宿泊客へ、近隣のスキー場を紹介する目的で、たくさん置いてあるのでしょう。
でも、今時のスキーヤーなら、最初からネットで情報を仕入れてあるはずです。

ゲレンデガイドやスキー場のホームページなど、情報をググって探すのは簡単。
ユーザーが主体で情報を取りに行けますが、スキー場だって自分達でPRしたい。

このため、パンフレットをゲレンデそばの宿泊施設等でバラ撒いているのかなあ。
もし、パンフを見て気が変わってしまって、目的地のゲレンデを変更したとします。

そうなると、パンフレットって、未だにその価値は大きいものだと思わざるを得ない。
まあ、マーケティング戦略では、プッシュ型とプル型で手法が異なるのだそうです。

従来からのパンフレットは、売り手がお客さんへ情報提供をするので、プッシュ型。
一方、お客さんが自分の意思で必要な情報を収集する行動は、プル型なんだとか。

要するに、エリアの観光情報を仕入れてもらって、土壇場にパンフでプッシュする。
結果、お客さんはプッシュ=押しの強い情報に誘われて、目的地を変えてしまいます。

なるほど、プル型は情報紹介だけの効果で、最後の押しの一手は、プッシュでした。
というわけで、パンフレットを眺めつつ、スキー場経営もマーケティングは大切です。

他方、”パイプの煙”の本社は、八方や栂池の有名なスキー場で有名な白馬村に、所在していますので、冬季における宿泊施設とゲレンデの関係の重要性を認識しているからこそ、パンフレットを豊富に取り揃えて、宿泊客へ情報提供してるのかもしれず、たかがパンフ、されどパンフの意義は、ネット社会になろうとも、失われていないのだと十分に認識した、スキー旅行になったのでした。



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