2017年10月24日火曜日

星蜂雀と書くと、何だか漫画の”聖闘士星矢(セイントセイヤ)”の聖闘士を思い出してしまうぜ - ホシホウジャク(栄区・横浜市)

    
私の住んでいる中層マンションは、かなり広い中庭があり、花々も咲きそろいます。
花壇のお世話をしてくれる住人もいて、四季折々に花が咲くのが楽しみなのです。

移り住んでから、はや二十年近くが経ちましたが、未だ木々もかぼそいものでした。
それから、ぐんぐんと育って立派になりましたが、夏が来れば、セミの声がやかましい。

一方、秋が来ればコオロギも鳴いて、どうやらここは、虫たちの住処になっています。
そして、花をめぐるように蝶も飛んでいたりしますが、風変わりな虫を見かけました。

それが、羽ばたきながら空中に止まって、花の蜜を吸っている昆虫がいるのです。
ホバリングをしている様子は、動画で見るようなハチドリの飛行と瓜二つなのでした。


確かに、姿態は、まるで蜂が飛んで蜜を吸う印象ですが、羽ばたき方が高速です。
ブーンとうなるような音がこちらにまで伝わって来そうなほど、せわしない飛翔でした。

それで、見たことの無い昆虫だったので興味も湧いてきて、ネットで調べてみました。
”ホバリングする昆虫”と入力しただけですが、一発で画像検索のトップなので驚き。

確かに、飛び回っていた茶色の虫と思わしき写真が、ぞろぞろと並んで出てきます。
それで、この画像をクリックしてサイトへ飛ぶと、ホシホウジャク(星蜂雀)とあります。

確かに、読んで字の通り、飛び方自体が、蜂に似せた擬態なのかもしれません。
他方、蜂雀と漢字で呼び習わすと、ハチドリを連想して名づけられたと思いました。

そんなかわいらしい昆虫ですが、幼虫の頃に食べる草は、ヘクソカズラなんだってさ。
字に書くと屁糞葛になり、強烈に臭そうな名前ですが、実際はほとんど匂いません。

そんなかわいらしい昆虫ですが、幼虫の頃に食べる草は、ヘクソカズラなんだってさ。
字に書くと屁糞葛になり、強烈に臭そうな名前ですが、実際はほとんど匂いません。


つる性の植物ですが、よく民家や道端のフェンスなどに絡み付いて繁茂しています。
小さな白い花を咲かせますが、意外とかわいらしく、この周辺でもよく見かけました。

であれば、この星蜂雀さんも、この中庭の花の蜜を求めて飛んできたのでしょうか。
だって、中庭はこのヘクソカズラがありませんから、花々に誘われたのだと思いますよ。

というわけで、別名、早乙女花と呼ばれるツル草は、グリーンカーテンの候補でした。
夏場の強烈なお日様を避けるために、ベランダの日よけとして、色々なつる草植物を育てようかと調べていたところで、この早乙女花も朝顔と並んで、花の咲くつる草として候補に挙げていたのですが、それを食む珍客がいたとは露知らず、もしベランダの早乙女花で成長して孵化できたのなら、目の前のお花畑で蜜を吸うのは、楽チンなんだろうなと思うのでした。


おまけ:
少年ジャンプでおなじみの聖闘士星矢(セイントセイヤ)は、こんなマンガでした。
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