2018年4月30日月曜日

HOTEL O-KINY って、関西弁のおおきにをもじったのはわかるけど、立地を知ればちょっと分けありなのよ ー あいりん労働福祉センター(大阪市西成区)

   
どハデな看板で、最初、パチンコ屋と間違えました。
でも、萩ノ茶屋駅の高架ホームからスーパーの看板。

お店の屋上から掲出していて、はっきりわかります。
このスーパー玉出は、西成区周辺なら見かけますな。

お惣菜の値段がハンパなく安くて、百円が当たり前。
チャーハン、焼きそば、ギョウザ、焼売、などなど。

生寿司のセットだって、五百円を絶対に超えないの。
あまりの安さに面白くなり、ホテルで毎日夕飯です。

これも、日雇い労働者が集まって住む西成区だから。
アパートで借りて暮らす部屋も、トイレ共同だしな。

お風呂もあるはずないから、銭湯へ浸かりに行く。
みんな、台所のない木賃宿みたいな部屋のせいだね。

まあ、生活水準で底辺の人達が、暮らすのは事実。
オープンしたてのホテルなのに、そんな裏事情です。

確かに、西成区のロケーションが、引っかかりました。
でも、朝食付きでツインの部屋が一泊一万円しないの。

このコスパ最高の宿泊物件の魅力には、かないません。
結局、四連泊もすることになって、今宵は三泊目です。

ただ、よく周辺を観察すると、ちょっと普通じゃない。
昼間から道ばたに座り込んで、ボーッとするおじさん。

ワンカップの酒を飲みながら、ブツブツ言っていたり。
しまいには、俺は基地外やどーって、叫んだりします。

すると、上さんも怖くなり、自分の背後に隠れました。
歩きながら、怒鳴り続けるおじさんとか尋常じゃない。

まあ、ここで暮らす分けでもなし、旅の宿だからなあ。
社会体験としては、かなり貴重なものになりました。

   
というわけで、ホルモンうどんを食べて三百円でした。
店の名前は"きらく”ですが、食べログで紹介されました。

ここからブラブラ歩いてけば、通天閣のある新世界までは以外に近くて、ディープな大阪の旅を満喫するには最高だと思いますが、事情も知らない外国人が、インバウンドで宿泊するには、少し勇気が必要かなとも思ったのでした。



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